ビズリーチ、求人サイトを定点観測 課題抽出と対応検討のサイクル高速化


転職サイト BizReach は、変化の大きい転職市場で求人情報を提供しています。このビデオでは、サービス企画部マネージャー兼メディアプロデューサーの小川晋一郎さんが、Tableau を使ってデータを見る頻度が増えたことで、チャンスを見出すことだけでなく、問題に気が付くことも速くできるようになったことについて語ります。

Tableau: データ分析をする上で、何が大事だとお考えですか。
サービス企画部 マネージャー兼メディアプロデューサー、小川晋一郎さん: 一番大事なことは、データが可視化されて常に見えるという事だと思っています。

Tableau: Tableau を使う前はどのようにお仕事をされていましたか。
小川さん: データを Excel に確保してレポートを作っていたのですが、今では Tableau に置き換えてデータを見ています。

Tableau: Tableau を導入してどのような変化がありましたか。
小川さん: 簡単に言うと、1時間が5分になったという感じがします。

日々の最低限のモニタリングに必要なデータはだいたい限られているので、それが常に可視化された状態で見られるという事にすごく価値があると思いました。ですので、まずは決まったデータを見られるよう取り掛かっているところです。

Tableau: Tableau がなかったら、お仕事はどのようになっていましたか。
小川さん: レポートを作成するのが1週間に1回になり、問題に気づくのが1週間遅れることになっていたと思います。

より速く、スピーディに問題解決できるようになって来たことが価値だと思っています。

Tableau: BizReach について教えてください。
小川さん: サービス企画部では、転職サイトの BizReach 事業を行っています。主に求職者様が転職する時に使いやすく利用してもらえるサービスを企画しています。

インターネットのサイトなので、サイト上でユーザー様がどのように活動・行動されているかを見ています。日々モニタリングを行い、データを見ながら、どういう課題があり、次にどういう企画を作るかを考えています。

我々の部署では、そこから企画をして、ユーザー様に新たな価値を提供することが本質だと思っています。レポート業務よりも企画に時間をさけるようになったことが、とても良いところだと思っています。

Tableau: Tableau Desktop でどのような作業をしていますか。
小川さん: CSV 形式でレポート用のサーバーから取得したデータを Tableau Desktop で加工して、メンバーにメールで配信しています。

Tableau: Tableau を導入する前にはどのような問題がありましたか。

本当に数分、数秒で完成する様な世界になっていると思います。特にレポートを出す側の人間としてはとても負荷が下がっています。

小川さん: データを取得する SQL を書くのにどうしても時間が掛かっていましたが、Tableau を導入してからは設定を少し変えるだけで簡単に出せるようになったことで、一番時間を短縮できるようになりました。

SQL 上で最低限これさえ押さえておけば大丈夫というデータをまず作っておいて、それを Tableau に読みこませれば、ピボットするだけで、簡単に見たいデータが見れてしまうので、本当に数分、数秒で完成する様な世界になっていると思っています。特にレポートを出す側の人間としてはとても負荷が下がっています。

Tableau: どの程度の時間短縮になりましたか。
小川さん: 先程も申した様に、定型のレポート業務で時間をかけてしまうのは、とてももったいない事だと思っているので、それがなくなった事によってより創造的なアイデアを考えたり、ユーザーにインタービューをしに行ったりという時間ができるというところが一番大きい価値かなと思っています。

Tableau: 利用しているデータソース、データベースについて教えてください。
小川さん: データベース自体が、AWS になるので、AWS に接続しております。

今ちょうど行っているのはデータマートという形で、それも AWS 上に立てた Redshift のサーバーにつなごうとしています。

Tableau: Tableau を知ったきっかけを教えてください。
小川さん: 私がこの会社に入る前に、ベンチャー企業に入るということで人手もなかったので、そのモニタリングをどうして行おうかと相談したところ、良い BI ツールがあるということで、Tableau をご紹介いただきました。そこで、まずお話を少しうかがい、初めて知りました。

Tableau: データ分析にとって、簡単にデータにアクセスできるということは、どの程度重要だと感じますか。
小川さん: レポートは人の手を介しているので、定期的に見たとしても、週に1回、2-3日に1回の遅いペースになってしまいます。毎日レポートを見られれば、必要な時にデータを見て、サイトやサービスがどうなっているかを日々、しかも瞬時に見ることができるようになるので、とても大事だと思っています。まずは、その毎日レポートを見られるようにすることが、現在のゴールだと考えています。