Salesforce が Tableau の買収を完了


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世界 No.1 の CRM と No.1 の分析プラットフォームを連携して、お客様のデジタル変革を加速

1.8 兆ドル規模のデジタル変革の分野で、Salesforce の成長機会を推進する業務提携

お客様は、データからさらに大きな価値を引き出して、スマートなビジネス上の意思決定とインテリジェントなカスタマーエクスペリエンスを実現することが可能に

Tableau は、世界中の人々がデータを見て理解できるように支援するというミッションをさらに推進することが可能に

カリフォルニア州サンフランシスコ - 2019 年 8 月 1 日 - CRM のグローバルリーダーである Salesforce (NYSE: CRM) は本日、Tableau Software の買収を完了して、世界 No.1 の CRM と世界 No.1 の分析プラットフォームを統合したことを発表しました。

このニュースへのコメント:

「Tableau は素晴らしい製品とチーム、そして驚くほど情熱的なコミュニティを兼ね備えた、卓越した企業です」と、Salesforce の会長兼共同 CEO である Marc Benioff 氏は述べています。また、「Tableau と協力することで、顧客だけでなく、全体を理解するための方法を変革して、あらゆるタイプのデータやあらゆるスキルレベルのユーザーのための使用事例にわたり、強力な AI ドリブンなインサイトを提供することができます」とも述べています。

「データはすべてのデジタル変革の基盤です。そのため、すべてのユーザーに強力な分析を提供できるよう、これまで以上に積極的に取り組んでいます」と、Salesforce の共同 CEO である Keith Block 氏は述べています。また、「Tableau は、Salesforce の分析機能を含め、Salesforce Customer 360 をこれまで以上に強化して、お客様がビジネスのあらゆる側面でイノベーションを加速し、スマートな意思決定を行えるようにします」とも述べています。

「今日は、Tableau の刺激的な新しい章の始まりです。Tableau のミッションを加速化して、これまで以上に多くのユーザーがデータを見て理解できるよう支援できるようになります」と、Tableau のプレジデント兼 CEO である Adam Selipsky は述べています。また、「Salesforce の一員として、Salesforce の顧客インテリジェンスプラットフォームに支えられた、広範かつ詳細な分析プラットフォームにより、さらに多くの価値を迅速にお客様に提供できます。データをデジタル革命の中心に据えることで、世界中の組織を変革する Salesforce と提携できることを嬉しく思います」とも述べています。

「多様なビジュアライゼーション、分析、AI の手法を使用して、分散されたすべてのデータをすばやくインサイトに変換できる企業が、明日のリーダーとなると言えるでしょう」と、IDC の分析・情報管理研究のグループ VP である Dan Vesset 氏は述べています。また、「Salesforce が Tableau を買収したことで、お客様の経営陣、マネージャー、フロントラインの従業員の誰もが、セルフサービスや組み込まれた意思決定サポートと追加機能を活用できるようになりました」とも述べています。

お客様のデジタル変革を強化する業務提携
Salesforce は Tableau と提携することで、デジタル変革の推進において、さらに大きな役割を果たすことができるようになります。世界中の企業が社内全体のデータを活用して、詳細なインサイトを参照し、スマートな意思決定を行い、インテリジェントなコネクテッドカスタマーエクスペリエンスを推進して、イノベーションを加速できます。

あらゆる規模と業界の企業が、デジタル時代のビジネスのあり方を変革しています。お客様とデータは、その変革の中心にあります。これにより、Salesforce と Tableau に多大な機会がもたらされます。IDC は、デジタル変革を実現するテクノロジーとサービスの市場規模が、2022 年には世界全体で 1.8 兆ドルに達すると予測しています。1

Tableau により、Salesforce Customer 360 で誰もが利用できるセルフサービス分析が利用可能に
Salesforce は Customer 360 において、顧客とのあらゆるタッチポイントに関する、包括的かつインテリジェントなビューを組織に提供しています。Salesforce は Salesforce Einstein で、先駆けて CRM の AI を発展させ、セールス、サービス、マーケティング、コマースなどの AI を活用した分析を提示しています。Tableau の分析プラットフォームでは、どのようなスキルレベルのユーザーでも、さまざまな使用事例でデータを使用した作業が可能です。Tableau は、その直感的に使用できる分析プラットフォームでセルフサービス分析を最初に開発しました。

Tableau は、Salesforce Customer 360 をこれまで以上に強化して、Einstein と連携し、Salesforce がすべてのユーザーに AI を活用した包括的な分析プラットフォームを提供できるようにします。

Salesforce の一員として Tableau のミッションの拡大と推進が可能に
Tableau は Salesforce の一員として、ユーザーがデータを見て理解できるように支援するというミッションを加速化および拡大できるようになります。Tableau は、Tableau ブランド下で独立して運営され、引き続きそのミッション、お客様、そしてコミュニティに注力していきます。今後も、CEO の Adam Selipsky と現行のリーダーシップチームが Tableau をリードしていきます。

ガイダンス
Tableau の買収の完了に伴い、Salesforce は第 2 四半期の電話会議で、2020 年度のガイダンスに関する最新情報を発表する予定です。電話会議は、2019 年 8 月 22 日 (木) 午後 2 時 (PT) / 午後 5 時 (ET) に開催されます。イベントのライブ Web キャストは、Salesforce 投資家向け情報の Web サイト (www.salesforce.com/investor) で公開されます。 ライブダイヤルインは、国内通話の場合は 866-901-SFDC または 866-901-7332 まで、国際通話の場合は 706-902-1764 までおかけください。パスコードは 2492128 です。 録音をお聞きになる場合は、(800) 585-8367 または (855) 859-2056 までおかけください。2019 年 9 月 22 日深夜 (ET) まで公開予定です。詳細については、www.salesforce.com/investor をご覧ください。

Tableau について
Tableau はお客様がデータを見て理解できるように支援します。Tableau のセルフサービス分析プラットフォームでは、どのようなスキルレベルのユーザーでもデータを使用した作業が可能です。個人や NPO、政府機関、そして Fortune 500 企業まで、世界中の何万にも及ぶお客様が Tableau を使用して迅速にインサイトを取得し、影響力のあるデータドリブンな意思決定を行っています。ぜひ無料トライアル版をお試しください。www.Tableau.com/ja-jp/trial からダウンロードできます。

Salesforce について
Salesforce は、顧客関係管理 (CRM) のグローバルリーダーであり、デジタル時代に企業が顧客にとって身近な存在になるように努めています。1999 年に創業した Salesforce は、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、モノのインターネット、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用して、顧客の全体像を把握できるビューを提供しています。Salesforce (NYSE: CRM) の詳細については、www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

その他の情報
買収取引は完了しましたが、英国の反トラスト規制機関である英国競争市場庁 (CMA) は先日、取引の見直しを決定しました。CMA による審査が完了するまで、企業は業務上分離されたままになります。

出典: IDC による半期ごとの全世界のデジタル変革支出ガイド (2019 年 4 月)

将来予想に関する記述
このプレスリリースには、Tableau、Salesforce、そして Salesforce による Tableau の買収に関連した、将来予想に関する情報が記載されています。これは、かかる記述により、実際の結果が明示的または黙示的に示される結果と大きく異なる可能性がある、重大なリスク、不確定要素、仮定などを内包しています。このプレスリリースでの将来予想に関する記述には、特に取引の潜在的なメリット、Salesforce の計画、目標、期待事項と意図、財務状況、Salesforce または Tableau の運用とビジネスの成果に関する記述が含まれます。リスクおよび不確実性には、とりわけ次のような事項が挙げられます。取引の完了後 Tableau のビジネスに関する計画、予測、およびその他の期待事項を実現し、期待される相乗効果を実現する Salesforce の能力に関連するリスク。取引の想定される利益が実現されない可能性または想定期間内に実現されない可能性を含む、取引の想定される利益を実現する能力。Salesforce の収益結果を予測する能力に対する Tableau のビジネスモデルの影響。ビジネス上および運営上の関係の維持がより困難になる取引による混乱。取引の完了が Salesforce の普通株式の市場価格または Salesforce の営業成績に及ぼす悪影響。著しい取引コスト。未知の負債。Tableau のビジネス関係、業績、およびビジネス全般に対する取引の発表または保留の影響。一般的な経済状況および市場状況の影響、地政学的事象の影響。Salesforce の成果に対する為替レートと金利の変動の影響。エンタープライズ向けクラウドコンピューティングアプリケーションおよびプラットフォームの主要プロバイダーを目指す Salesforce の戦略を含む、Salesforce のビジネス戦略および Salesforce のビジネス構築計画。エンタープライズ向けクラウドコンピューティングサービスの変化と革新のペース。Salesforce の販売サイクルの季節性。Salesforce が参加する市場の競争的性質。Salesforce の国際的な拡大戦略。想定外のダウンタイムを回避して、潜在的なセキュリティ侵害を防止、検出、修復するために必要なリソースとコストを含む、Salesforce のサービスのパフォーマンスとセキュリティ。新しいデータセンターおよびサードパーティーのインフラストラクチャプロバイダーに関連する費用。データセンター容量の拡張。不動産およびオフィス施設のスペース。Salesforce の業績とキャッシュフロー。新しいサービスと製品の機能。補完的なビジネス、合弁事業、サービス、テクノロジー、知的財産権を取得または投資する Salesforce の戦略。Salesforce の戦略的投資ポートフォリオによる補完的なビジネスへの Salesforce の投資のパフォーマンスと公正価値。戦略的パートナーシップ、合弁事業、投資から利益を実現する Salesforce の能力。Salesforce の戦略的投資ポートフォリオの上場企業に影響を与える可能性のある、全体的な市場状況における損益を含む、Salesforce の戦略的投資ポートフォリオに起因する将来の損益の影響。事業計画を実行する Salesforce の能力。買収した企業とテクノロジーを効果的に統合する Salesforce の能力。前受収益と残りの履行義務を拡大させ続ける Salesforce の能力。自社の知的財産権を保護する Salesforce の能力。自社ブランドを展開させる Salesforce の能力。サードパーティーのハードウェア、ソフトウェア、プラットフォームプロバイダーへの Salesforce の依存。インターネットのインフラストラクチャの開発と保守に対する Salesforce の依存。インターネット上でのサービスの提供に関連する規制、インターネットへのアクセスに関連する規制、データのプライバシー、国境を越えたデータ転送、輸出入の管理に対処する規制を含む、国内および外国政府により展開されている規制の影響。Salesforce の繰延税金資産の評価および関連する評価引当金のリリース。将来の追加の税資産の潜在的な可用性。新しい会計基準と税法の影響。Salesforce の税率を推定する能力に影響する不確実性。ストックオプションおよびその他の株式報奨の費用計上の影響。Salesforce の資本リソースの十分な資産。Salesforce の 2023 年および 2028 年の優先債券、リボルビングクレジットファシリティ、2021 年のタームローン、および 50 Fremont に関連するローンに伴う要因。Salesforce の債務契約およびリース義務の遵守。Salesforce に関する現在および潜在的な訴訟。気候変動の影響。